ZIPLINKER2

汎用ツール

ZIPLINKER2(URL短縮ツール)管理画面に入れない!~ドメイン切れの緊急対策ご案内

2016年5月9日

2016.5.25更新代替ツール2品の紹介
本記事にあるZIPLINKER2後継として2つのツールを多くの方から推薦いただき、それぞれ評価しました。
URL短縮ツールは「使わないと稼げないのは当然」と思えるほどの計測ツールです。
是非チェックしてみてください!
LinkShaker│超進化が期待できるシンプルURL短縮ツールのレビューと特典
TINYDOKAAN PRO│アフィリエイター行動を熟知した高機能URL短縮ツールのレビューと特典

この記事は、URL短縮ツール:ZIPLINKER2のご利用者に向けた
2016年5月9日時点での緊急対策と今後についてのお知らせとなります。

ZIPLINKER2の販売元ドメイン切れとその影響

まず・・・
ZIPLINKER2というのは、数年前から私自身も愛用しており
私の異端メルマガ読者様や当ブログ内においても
ご紹介してきたユニークで便利な"URL短縮ツール"のことです。

とりあえず、URL短縮ツールがどう役に立つのかとかは別の話なので
そこははしょって状況をお伝えしますと・・・

実は数ヶ月前からインフォトップでの販売ページが無くなり
(=販売ページやサポートページなどにリンクするドメイン切れ)
販売者との連絡が取れずに困っているとのお問い合わせを
いくつか受けておりました。

ここの販売者さん、設計者さんとは以前お会いしたこともあって
私からもいろいろと手を尽くしてアプローチしたのですが
販売ページの突然の消滅とともに、連絡不能になっておりました。

ただこのツール自体の利点でもあるサーバー設置型という点と
2014年でのバージョンアップの水準が高いこともあって
それまで利用されてきた方であれば、あまり困ることもなかったかと思います。

しかしここ何ヶ月前からのサポート対応が無くなってからは、
私のように使いこんでいるヘビーユーザーならともかく
不慣れな方や特殊な環境での設置で運用している方にとっては
なにかと不便を感じられたかと思います。

それでも、サーバー設置型のツールというのは販売者の都合ではなく
基本は自分自身の都合でコントロールできるものなので
機能面では何ら問題なく運用できておりました。

[font size=20 color="" bold=1]少なくとも2016年5月6日 21:30頃までは・・・
[/font]
ちょうどその時刻、私自身もこのツールを使い作業していまして
突然に管理画面に入れなくなったときにはビックリでした。

サーバー設置型だから外部と切り離されていて、
販売元のドメインを含め外部と遮断されてい無関係のはず
と思い込んでましたのでなおさらでした。

ま、ここは慌てずFTPでサーバー上のファイルやデータなどに
怪しい気配が無いかチェックしましたがそこは問題ありません。

そこでツール本体のHTMLファイルなどをあらためてチェックしていたところ
ここではないかな・・・と思われる気になるスクリプト(コード)がもとからあって
その部分を削除したところ正常動作に復帰しました。

簡単に言うと、消滅したドメインを呼び出すスクリプトがあり
呼び出され消滅したはずのドメインが悪さをしていた
という認識です。

より具体的に言うなら、もともとZIPLINKER2の管理画面トップページでは
販売者からのお知らせ、つまりツールのアップデート情報などが
その管理画面に表示されるようになっております。

で、ツール本体のスクリプト(コード)を眺めると
そのアップデートを読み込む仕様になっているわけですが
くだんのドメイン配下にその情報が組み込まれているわけです。

続いて、で、なんですけど
ドメインが単に無くなっただけであればおなじみの
[font size=25 color="" bold=1]404 NOT FOUND
[/font]のまま、何も悪させずじっとしているだけなのですが
問題は実はここからなんですね。

想像になりますが、くだんのドメインは消滅したのかと
思っていたら実はそうではなく・・・

・中古ドメインとして誰かに買われたか、もしくは
・何等かの方法で誰かにハッキングされた

現状見る限りでは、海外バックリンク用のペラページとして利用されている感じです。

他人のバックリンクサイトをここで記載するわけには
安全上も気になるところですので、
そのURLはここではあえて伏せますね。

私はプログラマーではありませんので、アップデート情報を読み込むスクリプトの削除が
コード修正の方法としてこれがベストであるとは露ほども思っておりませんが
ごく一般の利用者ができる対処方法としては一番簡単で、
その悪さから逃れることができ、とりあえず今まで通りに使える対処だと理解しています。

これ以外に当面の策はなさそうだと思っていた矢先に・・・
私の異端メルマガの読者さんで、とある女性からメールをいただきました。

ZIPLINKER2のドメイン切れ対策レポート by うらら

送り主はうららさんです。
うららさんといえば、ご存じの方もきっと多いはずですねw

私がこのブログ内で師匠と呼んでいる人の話にも
ときたま登場する方なので・・・

うららさんは、ちょうどZIPLINKER2を私と同じ時間帯に
使っていらっしゃったのだと思います。

また私がこのツールを使っているのもご存じの方でして
いただいたメールの中身は状況と簡単な対策が
書いてあり、まさしく私が認識している対処と全く同じものでした。

なんというかちょうど該当スクリプトを削除して
検証している状況だったのでベストタイミングでした。

ということでこのツール利用者の最低2名は、同じ方法で
問題解決に至っているというわけですが、うららさんはその後で
対処方法をPDFにまとめて送ってくれました。

とてもわかりやすく、且つ丁寧に出来ていてコンテンツ作りの見本とも言えますが
何より事件勃発後の数時間後には、ここまで作ってさぁ召し上がれ!という
まるで夜中に道に迷ってフラフラと腹ペコになってたどり着いたお店で
さっと何ともうまい飯を出してくれるお店でし・あ・わ・せ・・・(笑)
というような、とてもよい資料です。

[button color="" icon="icon-ambulance" class="ft30px b" title="うららさんのZIPLINKER2緊急対策レポート請求はこちら" url="http://yurari.pw/z/m8p6iybt" newwindow=1]

請求された資料に記載されていますが、これでもって何かを保証するわけではありません。

ただ、ZIPLINKER2をそこそこお使いの方であれば相当にお困りのはずですので
緊急対策としてはおススメできると考えています。

ZIPLINKER2の今後と代替ツールについて

かような事態ですので、もはやZIPLINKER2そのもののご紹介はできません。

ただURL短縮ツールは非常に便利であることに変わりないので
私としてはいくつか代替品を探し、調査のうえおススメできるものは
しっかりご紹介もしていくつもりですので、少し時間をいただきたいと思います。

といいますか、ここに記事化する前に私のメルマガ上では
この「事件の翌朝」には対策含めてアナウンスしたところ
複数のURL短縮ツール候補を挙げていただいており、この記事を
アップした時点では2つに絞って評価中です。

私の選定条件としては;

・サーバー設置型であること
・買い取り型であること(毎月課金型はNG)
・次に、本来の諸機能やUI(ユーザインタフェース)の評価

になります。

無料でWEB上で短縮URLを作成するのは論外で、紹介もしません。

サービス終了とともに、すべてのリンクが無効になるリスクが大きすぎるからです。
また、サービスによってはアフィリエイトリンクなどが正常に変換されないことも
ありますのでそういった点は当然ながら重視します。

"メルマガ"を発行されている方に限らず
アフィリエイターならURL短縮ツールは必需品といって過言ではありません。
いわゆるクリック計測なしでは、自分のやっていることが
どのような反応になっているのかわかりませんので
この手のツールなしでは真っ暗な闇の中を手探りで歩いているようなものです。

緊急対策の後は・・・

今回、ZIPLINKER2のドメイントラブルでわかったことは
サーバー設置型のツールであっても、突然使えなくなるリスクが
このような形で現に存在するということです。

さらにもうひとつ重要な点を付け加えておきたいと思います。

現在、ZIPLINKER2をご利用の方は今回ご紹介した内容が
あくまで緊急対策であって恒久対策とは考えないほうが良いと思います。

本来の販売者(ツール開発者)がサポート対応していない現状では
もはやZIPLINKER2そのものについての恒久対策は存在しないと考えるべきです。

で、何を気にしているかというと今回の事件で
くだんのドメインは他人の手にあり、細かいことを申し上げると
もともとのZIPLINKER2のスクリプトにあるアップデート情報の読み出しなど
そのドメイン配下にある情報を参照しようとすると自動的に
ドメイントップページ(=バックリンク用ペラサイトですが)に
遷移するようになっている点です。

それだけなら問題ないかもしれません。
しかしこのドメイン、またいつか売買の対象にされて
別の誰かの手に落ちるかもしれません。

私はZIPLINKER2のコード全体を理解しているわけではなく
今回のようなプログラムに内在する『脆弱性』が他にあるのかないのもわかりませんが、
何らかのセキュリティホールが他にあっても決して不思議ではありません。

そういった意味では、早いうちに代替ツールへのデータ移行など
含めて検討されたほうが無難かと。

私が代替ツールを探し評価しているのは、単に使えなくなるだけではなく
将来においてさらなる”突然の悪さ”をするリスクが払拭できないためです。

ということで、この記事の続きとしては代替のURL短縮ツール評価レビューを
載せるつもりですのでもう暫くお待ちくださいませ。