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マインドセットは聞けば聞くほどバカになる~その本質を探る

2014年7月20日

マインドセット

マインドセット、あるいはやる気の維持、モチベーションアップといった言葉は日常的によく耳にすると思いますが、ここでは「副業」という文脈でこういった言葉が使われることの意味合いを探ってこの記事を書いております。

副業に対してやる気アップ、モチベーションアップの意味合い

『副業』にもいろいろですけど、アフィリエイトを中心にしたネットビジネスがイメージしやすいかと思います。
なぜなら、単独での作業、個人力ともいうべき思考と行動がそれを支えているので、マインド的な話を引用しやすいからです。

さて体調や、その日の気分次第でやる気が出ない日ということは誰しもが経験あることだと思います。

ただこれ、副業だからということとは本質的に関係の無い話ですね。
バイオリズムというか、生きている限りどうしても波があって、それがあってこそ逆に生きているという証拠でもあります。

副業においてマインドセット、やる気アップなどの言葉は、どうすれば稼げるようになるのかという方法論的な文脈で語られることがとても多い。

副業という言葉のニュアンスには、「サブ」的なもの、「補助」的なものであり、
「まぁ適当にやろうや、ダメならやめればいいし」・・・という程度の気持ちで始める人がほとんどではないでしょうか?

それに「副業」なんだから本業より難しくないはずだし、ネットでは簡単に稼げる(これ自体は実のところウソではありませんが)みたいだし・・・

ネット初心者は、大抵一番最初に目に入ったもの、例えばサイトアフィリエイトだったり、ドロップシッピングだったり、転売だったり・・・とりあえず妄想だけ先行して、そのうち大抵のケースで挫折します。

挫折しつつある心理状態のとき、別の何かが目に入ってまた手を出すという繰り返しになり、いつまでも何かを極めるということができないまま、ただ知識だけは増えていきます。

副業でやる気がでないなら、本業ではもっとやる気を失っているはずです。

そのための「やる気」を維持させるにはどうしたらよいか、という問いかけ自体がとても空虚なものに私には思えてなりません。

なぜ副業のためにやる気維持やアップさせることを、ことさら大切なもののように叫ぶのかがさっぱり私には理解できません。

副業にやる気出ないのなら、だったら本業に注力するか、本業にするつもりで向き合っていけばいいのに、って真面目に思ったりします。

結局のところ、どうしても本業と違うという甘さもあって”仕事ではない”という意識がどこかにあって
『やらない理由探し』に流されてしまうように思います。

まことしやかに語られるマインド云々、やる気云々と「副業」が一緒に語られると実はまったく意味の無い戯れ言であると私は理解しています。

ただ、これを利用している人もたくさんいます。
そのことをまず知っておいてください。

マインドセットという「商品」の本質を探る

販売者と購入者の違い

実はマインドセットを含め、モチベーション、やる気など鼓舞させる用語が販売者にとってとても都合の良い「商品」であることに気づいている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。

なぜアフィリエイトをはじめとするネットビジネスに、ことさらにマインドセットの重要性が叫ばれ蔓延しているのでしょうか。

この点を掘り下げてみましょう。

例えば今、自分はラーメン屋の店長であり経営者である、としましょう。

あなたは自分が納得できる材料の仕込みに朝早く時間をかけて出かけていったり、
何日もテマヒマかけてスープをこしらえたり、お店を閉めた後の片付け、皿洗い、掃除などもやらないとなりません。

また従業員がいるなら、賃金も払わないとなりませんし、お店の運営について自分の手足となって働いてくれるまでにはさまざまな投資が必要でしょうし、絶え間なくコミュニケーションも必要となってきますね。

こういう状況で、あなたは誰かにラーメン屋のマインドセットを請うことがあるでしょうか。

不要というか、おそらく関心もないはずです。
美味しいスープの探求などで、差別化する、さらに利益を上げていくための教えを請うならわかります。

そんなこと言われるまでもなく、やるべきことを淡々とやるでしょ?

なぜなら、「仕事だから」です。

昔からあるマインドセットの典型的なものに;
「ひとつ、絶対に諦めないこと」
というものがありますね。

これひとつとってもおかしいのですが・・・
マインドセット云々とあたかも大事に思う理由は、向き合っているネットビジネスを「ビジネス」とは本気で思っていないことが根っこにあるように思います。

真剣に向き合っていると、マインドなんちゃらとかに関わっている暇などなく、諦めたらそこで終わり、ゲームセットとなります。
何かのビジネスをそれまでやっていたなら、それは借金を抱えたままの倒産であったり、事業売却であったりと、大抵は有り難くない物語の結末を迎えることになります。

ネットで稼いで有名になった方のセミナーや、ドロップシッピングなどの講師などが語るマインドの話を抵抗なく受け入れ、流されていくのはそれが安易であるからと同時に、
実は「購入者目線」に留まっているからという理由もあります。

これがセミナー講師側、販売者目線に立つとまるきり逆になります。

マインドセットがカモのエサになることを知っています。
マインドセット自体が、定番の人気商品として売れることを知っているからです。

だからむしろ積極的に利用します。

購入者目線でいる限り、永遠にあなたは誰かのカモであるという状況から抜けられません。

マインドセットから距離を置く生活

マインドセットというものがもしあるとするなら、それは
人生の判断基準であり、人生の岐路で右か左かを選ぶといった人生観・世界観をもった哲学だと私は思っています。

普通によく言われるマインドセットは、思考の癖、思考回路を束縛するようなものといった拘束するほうの側に立った文脈でも語られます。

つまり、思考停止になりやすいし、自分で物事を掘り下げることが減り、念仏を唱えるごとくに提供された御言葉を疑いなく盲信し解の無い出口へまっすぐに進んでしまう考えをインストールされてしまう危険性をはらんでいるように思います。

自分の考えだと信じていても、どこかで他人の考えによって置き換わったものになっているといったことで、問題はそのことにも気づかず、頑なに限られた視野の中に閉じ込められることにあります。

マインドセットに囚われている限り、逆に行動もやたら効率悪くなりがちです。
そしてやがて疲れ果ててしまいます。
思ったようにいかないという壁に、たいていすぐにぶつかります。

疲れ果てるのは、個人での単独な進め方が基本であり、自分のやっていることが無意味なのではないかという疑念が沸いてくるからです。

そしてそれはこうして頑張ればなんとかなるよ、と他人から背中を押されたいため、やらないでよい理由探しのひとつに過ぎません。

確かにグローバリゼーションの進むネットでは、もはや通用しない考え方が蔓延しているのも事実であって、特に初心者にはその見極めが難しいのもまた現実です。

だから次の角を曲がったところに魔法のランプを果てもなく追いかけるわけで、ネットビジネスにおけるプレイヤー側(販売者側)は、当然ながらそのことを利用します。

利用しない手はないですし、収入を何とか他の形で手に入れたいという人はこれからの時代ますます増え、どんどん初心者が流入してきます。

いかがでしょうか。

マインドセットは本当の意味であなたの役に立っていますか?

理性はそうだと叫んでも心の深いところでは違うと主張しているかもしれません。
人は自分だけは騙せないのを知っています。