坂田智康 STCLUB 日記

「副業マインド」というネットビジネス用語

2013年10月17日

昔から目にしている言葉で、とても紛らわしいと

常々感じている言葉がありまして、それが

副業マインド

という言葉です。

もちろんここでお話しているのは、ネットビジネスの世界のこと。

副業マインド

副業マインドという用語から私が連想するのは、

お小遣い稼ぎ、といったようなものです。

それに誰に対しての言葉かというと、完全に初心者向けです。

ネットで何とか収入を得ようと、主にアフィリエイトになるかと

思いますが、このうち95%くらいは稼げていないというレポートが

ときたま出たりしていますし、そうだろうなと思います。

それでは95%が皆、初心者かというとそうでもなく、かなり

苦労に苦労を重ねてきている熟練者もどきの方もいらっしゃいます。

しかし常に初心者が参入していて、ほとんどの教材はその初心者対象

としています。なぜならそこが一番儲かるからです。

因みに、師匠(坂田智康氏)の煉獄とかST CLUBほかすべての

教材は中級者以上を対象にしていて、最初から初心者さんを

除外しています。その理由はまたあらためてお話するとして・・・

初心者向け教材とは基本の「き」を教え、

事業としてその時点では、ネットビジネスを

一度たりとも捉えたことの無い人を対象としています。

こんなにいとも簡単に稼げます的な売り込みでも

新規参入者(初心者)にとっては、つい手を出してしまいます。

私も3~4年前まではそうでしたので、気持ちがすごくよくわかります。

この初心者向けの甘い言葉のひとつに、

副業マインドなるものがあると私は理解しています。

つまり、本業があって、その合間にちょこちょこっとやれば

眠っていても稼げるという感じで、まるでマーフィーの法則です。

副業マインドという言葉からは、本業を大事にして

あとは時間管理しながら、これこれの手順でこういった作業をやって・・・

というように頭を使わず、それ以前にビジネスとして

捉えているわけでもなく、まぁ適当にやっていればそのうち

目が出るんじゃない?的なニュアンスが漂います。

ところが、その程度のマインドでうまくいった人というのを

見たことがありません。

それでうまくいくようであれば、とっくに95%という数字は

逆転しているはずで、稼げている人であふれかえっているはず。

あなたは、本業を副業マインドでやったらうまくいくと

思いますか?

つまりはそういうことなのです。

マインドを一言でも発する前に、真っ先に税務署に

個人事業主としての届け出から始めましょう。

簡単ですよ、紙切れ1枚提出するだけです。

すべてのアフィリエイターは個人事業主であることは

明らかです。アフィリエイト=広告代理店ですので。

これからネットビジネス始めようかとか、まだ参入して数か月以内の

初心者の方は、戯れ言に惑わされず、税務署への届け出で

気合注入したのちに、よくよく目を皿のようにして

どのようにしてネットから収益をあげていけるのかそのモデルに

ついて、じーっと眺め、深く考察してみてくださいね。

ただし、アウトプットがないままではどうにもならないので

思考と行動はともに止めてはなりません。

アウトプットもそれなりの量がないと、勘所がわかりません。

アウトプットと呼んでいるのは、情報発信のことですよ。

95%に属している人は、そもそもの考え方が甘いままの人が

とても多いです。かといってマインドやらに時間を潰す必要はなく

本業と同じ「仕事」として見れるかどうかが分かれ目だったりします。