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「煉獄の歩き方」の作り方=要素還元論 x システム思考

先日、「煉獄の歩き方」というe-bookのリリース記事を書きました。

こちらの記事です。

煉獄の歩き方★坂田智康氏「煉獄」の超解説&実践本

いただいたコメントと別に、

「どうやったらこんなふうに作れるのですか?」

という、意欲満々なメッセージを複数いただきましたので

種明かしといいますか、私が教材や特典をどうやって製作するのか、

そのメイキングについての考え方をこの際ですので公開します。

人によっては私と同じような思考方法でコンテンツ、情報教材を製作することが

できるはずです。

「煉獄の歩き方」はじめこれまで製作したものは、全てPDFです。

私の場合は、書き物という形にすることが性格的にあっているからこうしている

という面もありますが、アウトプットはPDFに限らず音声でも動画でも

一般的には全く問題ありません。

それではさっそく種明かしとなりますが、私は「煉獄の歩き方」を

要素還元論とシステム思考

の二つを併用して製作しました。

rengokutukurikata

といっても

『なんのことかさっぱりわからん!』

『はよ、言え!』

とお叱りを受けそうですので、言いますね(笑)

要素還元論というのは、ものごとを可能な限りミクロな要素に分解して

見てみるとどうなっているのかわかるんじゃないのか、という考え方です。

例えば、人間とはなにか?とか生物とは何か?を語るのにDNAレベルでみるとか、

或いは生物かどうかの境界線上にあるといわれるウイルス

その結晶構造とかで調べるといったミクロの世界での議論です。

一方、システム思考というのは

真反対でして、なんといえばよいでしょうか・・・鳥瞰図ってわかりますか?

鳥が上空から地上を眺めたような感じで、ものごとをマクロに全体としての挙動や性質を

チェックしていく方法論のひとつです。

それで、私は「煉獄の歩き方」を製作するうえで、

元教材である「煉獄」を要素還元論とシステム思考を使って

ミクロに、ジグソーパズルのピースに分解したり、

或いは全体としてはどうなのか、を常に行ったり来たりしながら

煉獄ってなにもの?

ということを突き詰めていって、製作していったわけです。

一日中何も進展が無い日もあれば、一気に筆が進む日もありで

それはそれは孤独な作業です。

しかし、いずれ自分の中で形を成すことがわかっていましたので、あせらず

少しずつですが積み上げて完成しました。

書き上げてみてわかったのは、師匠(坂田智康氏)はホントに

とんでもないこと考える人だなぁ・・・とこれが、つまり煉獄システムこそが

きっとご本人は全くお金やモノに執着ないものの、これが

月に8桁の収益を生み出せる源泉力なのだと思いましたね。

話が少し横に行ってしまいましたが、

何かあなた自身の作品をしっかり作りたい、という決意をお持ちの際は、

あなたが理解すべきことをできるだけ小さく、ミクロな単位に分解してみるという

ことと同時に、できるだけ大きく、高いところから、マクロな視点で考えてみて

ミクロから見たものとマクロから見たものが、矛盾していなければもう

あなたの頭の中には完成図ができているということと同じだということです。

少なくとも私は、こんな考え方で「煉獄の歩き方」を製作しました、

というお話でした。