真実を知る話

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目覚めの時~ネットビジネスの『真実を知る話1』

2017年1月18日

この記事は、私の『異端メルマガ』読者様へ年始企画として
ご紹介した内容を、読者様ご要望によって一般化し記事化したものです。
本記事を含め4部作となっています。

ネットビジネスの本質を考えるためのご参考になれば幸いです。
もう10年以上この業界に関わっていますが、結局こういうことだと
私自身が真実であると考えている内容になります。

かなり硬い話であり、内容はおそらく初心者向けではありません。
ですが初心者にこそ、これから何年も遠回りをする前に
読んでいただきたい内容でもあります。

ここからが本文です。

早速ですが、年初の特別企画として・・・・
昨年末の秘伝奥義の続きと言いますか、
もっともっとより本質に迫ることで、私が理解できていることを
ポツポツと散発的になるかもしれませんが
複数回に分けてお話していきたいと思います。
一応タイトルに(真実を知る話xx)と書いたものが
これに該当すると思ってくださいまし。

一連の内容を一通り、ざっとお読みいただけるだけで
『ネットビジネスの真実の姿とは何か?』
『どのように考えてどんな行動しないと生き残れないか?』
『何をすることが最重要なのか?』
など極めてロジカルにご理解いただけるように努めています。

おそらくですが・・・

ネットビジネスに参入したばかりの方や、
今検討中という方にとっては
ポカーン( ゚д゚)となる話になるかもしれないと想像しています。

一方でネットという場を通じてわずかでもお金を得たことのある人や
今ぼちぼちと売上を伸ばしているような方、
あるいは頭打ち感をもっている方にとっては
逆にかなり切実にお感じになるだろうとも思います。

実際にやっている人ほど、身に迫り理解できるはずです。
耳に痛いこともあえてズバズバ書きました。

なにしろ、真実を知る話だから、です(笑)

かくいう私の視点と強みは、ネットビジネスの中にあるのではなく
いつもネットビジネスの外にあって、つまり一般企業人としての
さまざまな職種を通じて得た知識・体験が土台になっていることにあります。

研究開発・設計・営業・販推・法務・製造・品質管理・財務・そして経営
数人規模から数兆円売上規模の複数の国内外企業にまたがって
30年以上関わってきて、多くの方々に支えられてきました。

この背景を関係付けながら、10年超えてネットに関わってきた点が
他のネットマーケッターと決定的に違うところでです。

私はその知識・経験とスキルを活かして、
いかにしてビジネスを構築するかを教えることができます。

ここ数年、ネット経由で知り合った販売者やプロモーターとお会いして
直接話をする機会が多々ありましたが、
誰ひとりとして私と同じような知見をもっている方はいませんでした。

だからこそそれが強みだと確信できました。

さて、ネットビジネスは歴史もたかだか20年かそこら、その程度のものです。
その意味では黎明期とも言えて、建築、流通などを始めとした
人類始まってから綿々と続くビジネスとは
全く違うと思われるかもしれませんが、
実は他の業種で起こっている同じことが
ネットビジネスでも必ず起こります。

というか例外なしにいたるところで起こっています。

2017年の年頭に、その点に触れたいと思っています。

その前に、私自身の活動についてお伝えしますと
今年やるべきことを昨年初秋には固めていました。
自分自身のアウトプット活動に没頭するつもりでいます。

必要に応じて何かのツールなりアウトソーシングを活用することは
あっても、これらは単に効率化と効果最大化のためです。
何かを学ぶの理由で他のことに参画することは
時間的余裕からもまずあり得ないです。
(というより、ネットビジネスに必要なインプットはもう足りてます。。。
 それでも必要なら、そのときに選んで調達してきます。
 というのが私自身の正直な実感です。

 それと・・・私はこの見方はネット参入頃の一時期を除いて、
 本当は結構な数の人にあてはまるはずであるとも考えています。)
 

なお、既に販売した私自身の商品や特典に対してのサポートは
常時、その時に何をやっていようと最優先しております。
よって、この点についてはお気兼ねなくご連絡いただければと思います。
いつもと同じように全力で対応して参ります。

淘汰という流れ

ネットビジネスに限りません。
あらゆるビジネスに通じる経済の原理原則から見ていきます。

実は、このことに気がついているかどうかで
今、私たちがどういった状況下でネットビジネスに関わっているのか
がわかり、意識が変わってくるかもしれません。

誰にでも容易にイメージできる話から・・・

今、ここにそこそこ賑わっている商店街があるとしましょう。
地域の住民にとっては日々の買い物、コミュニケーションのためにも
大切な存在としてなくてはならない個人店舗街です。

あるとき、近隣に巨大なスーパーマーケットができました。
コンビニもあちこちに林立し始めました。

さてどうなるか。
大抵の場合・・・悲しいことに
商店街はシャッター街に変身してしまいます。

こういった例を日本の中だけでも、いたるところで
耳にし目にしているはずです。

巨大な資本は、スモールビジネスをどんどん飲み込み
お金を奪っていくように機能します。

ジャパネットたかたなんかで知られているテレビ通販。
今この業界で戦おうとすると毎回1億円をかけて、且つそれを
ドブに捨てる覚悟と資本を余裕でもっていないと負けてしまいます。
個人店舗が数十万円~数百万円の投資で戦っても無意味に近く
今更参入する小規模企業はあまりいないと思いますが
今ご存じのテレビ通販の定式モデルが固まる過程では
たくさんの個人事業が倒産に追い込まれました。

因みに日本で起こる前に、アメリカでそれは顕著でした。
ジャパネットたかたが強いのは、テレビ通販モデルの
本当のあるべき姿を徹底して追及しているためです。
つまり、『その道のプロ』なわけです。
勝つべくして勝っているわけですが、彼らも安住しているわけでなく
マーケットの変化に備え、常に次のモデルを模索しています。
(この話は、直接たかたの幹部に聞いたことがあるので引用してます)

それで・・・
これと同じことがネットビジネスでも起こります。

ネットビジネスもどんどんニッチ市場に細分化され
そのニッチ市場もサブニッチ化してさらに細分化が進みます。

そこにそれなりの大きな資本が流れ込むことによって
芯(本当の強み)と戦略を持っていないマーケッター
(=アフィリエイターや販売者をまとめてマーケッターと記しております)
は、必ずたちまちにして淘汰されてしまいます。

ニッチとかサブニッチとかイメージしにくいかもしれませんが、
もともとネットビジネスの初期はあくまでインターネットビジネス
として一括りでしたが、その後PPCとかSEOとか、ブログやHP、
コンテンツ、メルマガ(&メルマガ広告)・・・等々のニッチに
分解されてきたのです。

そして例えばSEOひとつとっても、被リンクであるとか
キーワード選定とかさらに分解され専門化されたサブニッチ市場に
分かれていますが、これらもまたさらに細分化されていくかもしれません。

細分化された市場で戦う場合には
マーケッターはそれ用の専門知識が必要になってきます。

何を言っているかというと、
今何をしていようと
"今、存在している機会はそのままずっと続かない "
ということです。

大上段に構えているのではなく、普通にネットビジネスの話をしています。

例えば今、ワードプレスのテンプレートを販売していたとして
現在のネット上の役割をワードプレス自体が果たさなくなり
より優れた別の媒体(別サービス)に置き換わったとしたら
当然ながらその仕事はなくなっていきます。

ワードプレス上の記事なんかは別媒体(別サービス)
に引き継げる仕掛けがきっと提供されるでしょうけど。
単にワードプレステンプレートという概念が必要なくなったら、
とお考えください。

なくなる前に戦略的に手を打てるかどうか、
普段から先を読む取り組み方を
しているかどうかで生き残りの可能性が左右されてしまいます。

さらに厳しい言い方ですが・・・

お金を簡単に稼げる的なことを約束しているような教材を
買い漁っているマーケッターは淘汰の圧力や先読みもできず
ひたすら、ただチャンスを待っていることになります。

チャンス待ち志向の人は、このまま何も変わりません。
いつまでもその状態のままで、
『何が自分を稼がせてくれるだろうか?』
を永遠に自分に問いかけ続けることになります。

淘汰されていることすら、気がつかないかもしれません。

では、それはなぜでしょうか?

何が問題なのでしょうか?

チャンス待ち志向の人と、真逆の人(=戦略家)の違い

普段はとても賢い人たちなのに、なぜ、
・億万長者に簡単になれる方法
・オールインワンの自動でお金を生み出すパッケージ
・「全員成功」が確定する秘密ノウハウ
・誰もが莫大な先行者利益を獲得できるチャンス
・自動アクセス無限増殖
・ノウハウのごく一部だけで初心者主婦が2か月で100万円

・・・などにいとも簡単に誘惑されてしまうのでしょうか?

なんのことはない、
ネットマーケッターのほとんどが
チャンス待ち志向の人で溢れているからに他なりません。

そこにはいくら稼ぎたいという漠然とした目標はあっても
そのためのビジョンや戦略は存在しません。

チャンス待ち志向の人の基準は、
『これでお金が稼げるだろうか?』
そして
『次なる簡単に稼ぐ方法は?』
と、これだけです。

成功した人を見ると、チャンスを待ってるうちに
どこかの岩場で隠れた秘密を見つけた人なのだと考えます。

それはチャンス待ちの延長線のどこかにあるのだ、
成功とは、どの岩をひっくり返すかで決まるのだ、
だからそれを探さねば・・・と無条件に信じています。

しかし、これは誤った信念です。

戦略的にビジネスをしている人は、まるで違う考え方をもっています。

戦略的とは心の状態のことです。
どうやって戦いに勝つかの道筋を発見し、決定する方法から常に考えます。
だからどんなビジネスをするのかがどれほど重要かを理解しています。

戦略家は、例えば
"需要の多い市場やキーワードを探し出してショップやブログを作る"
"荒らされていないニッチなブルーオーシャンを選ぶ"
こういった考えが間違っていることを理解しています。

一瞬で淘汰される側になるのを知っているのです。

あなたの強みはなにか?

戦略家は、最初に目を向けるのは外ではなく内面になります。
企業でたとえると、自社の
差別化できる保有技術や商品
財務状況(=様々なパラメータが存在します)
体制、人材、組織風土など
いずれも内にもっている力にフォーカスし
それをいかにして最大化するかが勝負となります。

個人事業主のマーケッターでも同じことが言えます。
"どのジャンルのどんなビジネスが最も勝てる可能性が高いか?"
このことを最初に突き詰めるわけですが、その際の重要なファクターとして
自分の強みが何かを『正しく把握』しないとなりません。

結論から言うと、自分の土俵に持ち込んで勝負しないと負けます。
そうした土俵がなんであるかを知ることがまず欠かせません。
自分の土俵であれば、そこへ淘汰の波が押し寄せてくると
ほとんどの場合にその業界なりやっているビジネス環境に

何かしらの予兆が必ず発生しますので、淘汰の前に
生き残り戦略を前もって立てることもできます。

ご自身がチャンス待ち志向ではないかと思った方は
先ほど述べたような誘惑に対し、今一度立ち止まって考えてみましょう。
その誘惑に乗ることがどれだけ無意味であり、不幸を招くのかを
次回に具体的にお伝えしたいと思います。

正直、もったいないですよ。
時間もお金も。
その暇があれば、ご自身の強みを正確に定義するほうが
比べようもなく、しかも延々と役に立つと言い切れます。

それでは今回最後になりますが、今年が大きな
"目覚めの時"につながっていくことを祈念しています。

長々とここまで毎度お読みいただきありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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といった主旨のメルマガでした。