googleアルゴリズムアップデート

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Googleアルゴリズム変遷を紐解くと「コンテンツ」が何かわかる

コンテンツビジネスと検索エンジンアルゴリズムアップデート

ネットを媒介としたビジネスに関わっている人なら誰でも
Googleの検索アルゴリズムの存在自体は知っています。

世間で誰もかれもがSEOと叫んでいた黎明期の頃から
被リンク、ページランク、キーワード、オールドドメイン、etc
とSEOでより上位に上がるためのテクニックに
右往左往し、一喜一憂してきた(今もそうですね)
歴史があることも知っています。

私も参入当初は、SEOにすがることこそ勝利への道
と信じていましたが、やがてその競争では
勝てっこない現実に打ちのめされ
その反動からか関心が薄くなってきました。

どうあがいても頑張っても検索エンジン次第で
浮沈が激しく、且つコントロールが効かないことに
無駄な抵抗はやめようと思ったのです。

アルゴリズムアップデートで賑わう度に
数えきれないほどのSEO業者が現われ
そしてそれ以上の勢いで消えていきました。

もう10年近くになりますが、SEOよりも
コンテンツ、リスト、メルマガ、商品とLP・・・
いずれもコンテンツ重視に関係するビジネスに
シフトし、この恩恵と効果を体感して以来
ずっと関わり深掘りを続けています。

ご覧になっているこのサイトも
自分なりの姿勢で取り組んでいる
コンテンツ発信の一環になっています。

ただGoogleアルゴリズム変動を他人事として
知らないふりをするにはあまりにもったいない。

なぜなら、アップデートの都度
Googleは何をしたかを発表しており、
その内容は時代、環境やビジネスの種類と関係なく
情報とその提供のあり方においてかなり
普遍的なメッセージを伝えていると思えるからです。

つまりリストビジネス、コンテンツビジネス
という括りにおいても非常に有益なメッセージを
そこに嗅ぎ取ることができると思うからです。

どういうことかと言うと、

人が求める情報(コンテンツ)とは何か
人が嫌がる情報(コンテンツ)とは何か


をアップデートの都度定義しており
単に露出アップのための戦術を考えること以上に
コンテンツの意味を考える要素になっているのです。

以下の私の投稿記事では2019年3月、
元・米グーグル副社長の村上憲郎(むらかみのりお)さん
の言葉をご紹介していますが、Googleが最終的に
何をやろうとしているのか一言で表現しています。

インターネットがもたらすもの(3)~GoogleとSEOの誕生秘話 - インフォレビュー(INFOREVIEW)
インターネットがもたらすもの(3)~GoogleとSEOの誕生秘話 - インフォレビュー(INFOREVIEW)

GAFA 悪者なのか この記事は「インターネットがもたらすもの」 シリーズ第3話になります。 第1話:インターネットがもたらすもの(1)~テクノロジーの歴史を紐解く 第2話:インターネットがもたらすも

続きを見る

 

つまり、Googleが目指すのは(GAFA共通です)
『執事サービス』なのです。

この文脈に沿って、アルゴリズムアップデートの
歴史を紐解いてみたいと思います。

 

 

Googleアルゴリズムのアップデート変遷を整理

Googleのアルゴリズムとはどんなものなのか?
を押さえてみましょう。

私の把握している限り、以下のような
アルゴリズムアップデートがありました。

主要なGoogleアルゴリズムアップデート歴史

  • パンダアップデート:2011年2月
  • ペンギンアップデート:2012年4月
  • ハミングバードアップデート:2013年9月
  • モバイルフレンドリーアップデート:2015年4月
  • インタースティシャルアップデート:2017年1月
  • モバイルファーストインデックス:2018年4月
  • コアアップデート:2019年3月・6月・9月

 

因みにそれぞれのアップデートは1回のみならず
その後複数回に渡って修正されていて、同時に
それらの修正が累積的に現時点のアルゴリズムに反映
されているのだとお考えください。

要するにそれぞれ単独・無関係ではなく、今日の
アルゴリズムは過去のアップデート集大成として
機能しているということです。

 

 

パンダアップデートともたらした影響(2011年2月)

よく知られているパンダアップデートを要約すると;
・質の低いサイトの検索順位を下げる
・質の高いサイトの検索順位を上げる
となります。

 

で、質が低いサイトってどんなの?
例えば広告だらけの中身の薄いサイトのことです。

このあたりから、いよいよコンテンツ重視した
アルゴリズムアップデートになったと理解できます。

質の高い、低いにはまさにそのGoogleアルゴリズム
そのものが判定しているわけでして具体的に
数値化された物差しが公開されてるわけではありません。

ところがパンダアップデートでは、
実は大きな問題を提起しました。

オリジナルコンテンツを掲載しているサイトに対して、
それらのオリジナルコンテンツを流用した
まとめサイトのほうが検索順位で
高い評価を得ることになったのです。

この問題をいろいろと指摘され、パンダ自体
何度も修正が入ったようです。

さらにはGoogleは
良質なサイトとは何か?
を明確にするための23のチェックリスト
なるものを公開しました。

GoogleのWebmaster Central Blog
に掲載されたこの記事がそうです。
(冒頭に「・」で示す項目が23個あります)

Official Google Webmaster Central Blog [EN]: More guidance on building high-quality sites
Official Google Webmaster Central Blog [EN]: More guidance on building high-quality sites

Official news on crawling and indexing sites for the Google index

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この結果、コンテンツ流用したまとめ系サイトが
本家オリジナルコンテンツ提供サイトより高い評価を
得るという現象が次第に解決されたようです。

 

ペンギンアップデートともたらした影響(2012年4月)

ペンギンアップデートは、いわゆる
ブラックハットSEOを行っているサイト
の評価を下げるというのが目的でした。

例えば自作自演の被リンクを行っているサイト
ですが一気に順位を落としたり飛んで(圏外)しまいました。

おそらくこの時に被リンクを得意としていた
SEO業者はかなり淘汰されたはずです。

SEOを行う上でスパム的なやり方はダメよ!
ということで、検索エンジンのためではなく
ユーザのためにコンテンツを書けとカツを入れたわけです。

自作自演被リンクだけではなく、ツールでコンテンツを作らないように、
リンクファームしないように、クローキングしないように、
隠しリンクや騙しリンク入れないように・・・

とまぁこんな感じですがペンギンアップデートも
1回こっきりではなく、何度も続いており
例えば2016年9月のペンギンアップデート4.0は
初版が1.0でそれ以降に7回あって、これが一応最終版かな?

 

 

ハミングバードアップデートともたらした影響(2013年9月)

ハミングバードアップデートは、検索された
キーワードにおいてその文脈とか背景を理解して
それを検索結果に反映するようなアップデートです。

Googleはこのハミングバードがこれまでの
パンダ、ペンギンとは異なる大きな変化だと言っております。

パンダやペンギンは、アルゴリズムの内部調整的な話でしたが
ハミングバードはアルゴリズムそのものの刷新という
レベルの変化だということでした。

それまで重視されてきたはずのページランクは意味が無くなり
被リンクの質・量は重要度が下がったと言われてます。

それ以上に各サイトページが
「ユーザー目線でのコンテンツの質」
はどうなの?というのを基準にしたということです。

被リンクについてはナチュラルリンクの
重要性が見直されてきたように思います。

被リンクが検索エンジン攻略という点では
意味を失っているかもしれません。

一方でクローラーの巡回頻度をアップするという点では
意味があり、適正に評価してもられるチャンスが増える
ということに繋がります。

 

モバイルフレンドリーアップデートともたらした影響(2015年4月)

スマホの普及が加速して、検索もスマホで行う機会が
増えてきたことに対応したアップデートです。

いわゆるレスポンシブデザインに対応していないサイト、
つまりスマホで見たときにPC表示画面の縮小版で
最適化されていないサイトは評価が下がるというものです。

あなたのサイトがモバイルフレンドリーかどうかは
ここで一発でわかります。

モバイル フレンドリー テスト - Google Search Console
モバイル フレンドリー テスト - Google Search Console

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因みに当サイトでは以下のような結果です。

モバイルフレンドリー結果

コンテンツの中身を問うているのではなく
コンテンツの見せ方として時代にマッチして
適切なものかどうかを問うているのですね。

 

 

インタースティシャルアップデートとその影響(2017年1月)

インタースティシャルアップデートの
インタースティシャルそのものが分かりにくいと思います。

これは広告の一種でして、スマホでサイトやアプリを
開いたときに、そこにドンとポップアップで表示されるような
もので、ある意味とてもウザい存在です。

インタースティシャルアップデートは、この手の広告を
表示するサイトの検索順位を下げるという内容です。

ただ、法律が求める年齢確認などのポップアップは
別扱いとなっています。

モバイルフレンドリーと同様にコンテンツそのものではなく
その見せ方における問題を指摘したものです。

しかもPCの話ではなく、モバイル(スマホ)を念頭に置いた
アップデートであるという特徴があり、どんどんモバイル重視になっています。

 

モバイルファーストインデックスとその影響(2018年4月)

モバイルファーストインデックス(MFIと呼ばれます)は
従来PCのページを元にして検索順位を決めていたものを
スマホ第一優先にして決めるというアップデートです。

ややもするとPCには表示されるページが
スマホ(モバイル)では表示されないという
現象も起き利用者からすると納得できないことも
多々ありました。

そういった矛盾を解消すべくMFIが適用開始されました。

因みにMFI適用については、Google Search Console
にその通知が届きます。

当サイトでもMFIに切り替えましたという
通知が来たのは割と最近のことです。

あ、そうだったんだと初めて知りました(笑)

モバイルファーストインデックス

 

Google Search Consoleでは
「Google 検索での掲載順位を改善する」
と自ら利用目的をアピールしているくらいなので
サイトを持っている人は漏れなく登録しておきましょう。

Google Search Console
Google Search Console

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コアアップデートとその影響(2019年3月・6月・9月)

2019年になってかなり大きな変動があったようです。
「ようです」と書いているのは全然気にしてなかったから(笑)

これ中身が今一つ不明です。
どのようなアルゴリズムアップデートなのか
正直よくわかりません。

ただ手がかりをGoogleが残してくれています。

以下に20個の質問が出ています。
ちゃんとこれ守っているか?
と聞いているわけです。

Official Google Webmaster Central Blog [EN]: What webmasters should know about Google’s core updates
Official Google Webmaster Central Blog [EN]: What webmasters should know about Google’s core updates

Official news on crawling and indexing sites for the Google index

続きを見る

この質問リストをじっくり読んで見ると
非常に興味深い内容であることがわかります。

いわばコンテンツの本質は何か?を
鋭く問うているのですがとても重要な情報です。

4つの質問カテゴリーに分かれていますが
よくよく考えてみると、これ見方を変えて
4つの攻略カテゴリーとみなすこともできますね。

意訳というより本質だけ抜き取った
訳文ですので、正確には前記原文サイトをご覧ください。

 

コンテンツと品質についての質問(8個)

  • オリジナルな情報・レポート・リサーチ・分析提供になってるか。
  • 記述は包括的または完全なものか。
  • 洞察・興味深い情報になってるか。
  • 他からネタをパクった場合、付加価値とオリジナリティを提供できているか。
  • 見出し・ページタイトルは、内容をしっかり説明できているか。
  • 見出し・ページタイトルは、誇張や不快なものではないか。。
  • ブックマークしたり、共有したり勧めたくなるものか。
  • 雑誌・百科事典・書籍に掲載される価値があるか。

 

 

専門性についての質問(5個)

  • 掲載した情報が信頼性の高いものであることの情報を提供できているか。
  • そのサイトが信頼または広く認識されているという印象をもてるか。
  • 充分な知識を持った専門家や愛好家によって書かれているか。
  • 明らかに誤まっているという内容ではないと言えるか。
  • お金や人生を左右するようなコンテンツに関して信頼できるか。

 

 

見せ方や制作についての質問(5個)

  • 誤字やスタイルに関して問題ないか。
  • 焦って作られたのではなくじっくり制作されているか
  • どこにでも散見できるどうでもよい量産ページになってないか。
  • 大量の広告でコンテンツを邪魔していないか。
  • モバイル(スマホ)でもキチンと表示できるか。

 

 

比較についての質問(2個)

  • 他者ページと比べた時も十分な価値を提供しているか。

  • 訪問者が本当に求めるものになっているか。検索エンジン対策用になっていないか。

 

 

以上となりますがいかがでしょうか。

執事サービスを追求しているGoogleは、
コンテンツを消費する検索エンジン利用者にとって
何が有益かを語っているわけでして提供する側の
あるべき姿をこのように定義しています。

GAFAの筆頭に立つGoogleは
世界中の多くの人々のニーズや困りごとを
最も大量に蓄積している企業でもあります。

コンテンツビジネスに深く関わっている者として
アルゴリズムアップデートに翻弄されたくありませんが
彼らの言うことには耳を傾けてみる価値があると考えています。

コアアップデートに関するGoogleの説明を読む限り、
そこには特別な違和感を覚えるものはなく
後は淡々とオリジナルコンテンツを追求していくだけ、
・・・あらためてそのように感じました。

 

 

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