2つの世界

BLOG covid19

2021年夏、この国に存在する2つの世界の気づきから

BuzzFeed Japanにハッとさせられる記事を見つけました。

コロナ禍で繰り返される緊急事態宣言やまん延防止措置に
私たちはすっかり慣れてしまって、なかばそれが日常という
感覚にすら陥っているような日々が続いています。

一方で、本記事はうだるような暑さの中、
東京オリンピックが進行中という時点での投稿となります。

BuzzFeed Japanのある長い記事に、今私たちはどこにいるのか、
そんな自覚を強烈に与えてくれ目が覚めた思いがあったので
ご紹介したいと思います。

この話、ビジネス、マーケティングには一見無縁ですが、
私はこういった気づきをとても重視していて、
感覚の鈍くなった脳と心を更新し
再起動してくれるような感覚で捉えています。

自分自身の成長を促すきっかけになるトリガーが
一見、日常のどうでもよい話に紛れ込んでいることを
経験上知っているからです。

 

 

医療現場から見たデルタ株を話題にした記事

メディカルエディターのNaoko Iwanagaさんの記事を
ときどき読んでいるのですが、いつもそのユニークな視点と
深掘りに感心しています。

この記事は、坂本史衣(さかもと・ふみえ)聖路加国際病院QIセンター感染管理室マネジャー
とのインタビューを綴ったものです。

記事そのものは長めですが、まずはこれです。

水ぼうそうと同じ感染力? 感染爆発を招いているデルタ株にどこまで警戒を強めたらいいのか
水ぼうそうと同じ感染力? 感染爆発を招いているデルタ株にどこまで警戒を強めたらいいのか

感染力の高いデルタ株の蔓延で、病院が患者を受け入れられない状態が続いています。私たちはこの変異ウイルスにどれほど警戒を強めたらいいのか。感染管理の専門家、坂本史衣さんに聞きました。

続きを見る

 

それで。。。

坂本史衣さんは国に理解して欲しいことを最後のほうで
訴えておられますが、私がハッとした部分は自分自身の自覚の無さでした。

その箇所を引用します。(赤字部分は私が改変)

 

院内で集中治療室を見にいくと、40〜50代の男性が多いです。管が入り、意識がない彼らは、誰かのお父さんであったり、息子であったりする。働き盛りの人たちということもあり、回復してもらえるよう、医師や看護師らが暑い中で防護具をいっぱい着込んで治療しています。

そういう患者が増え、救急車の出入りも増え、受け入れられない人も増えている。外来には熱を出した人がいっぱいいる。

病院の中はそんな感じなのに、テレビをつけるとオリンピックで盛り上がっている。
この国にはいま、二つの違う世界が存在しています。

会社員は連れ立ってご飯を食べに行き、その横を救急車が走る。

悪気があるわけではない。(以下省略)

 

 

そうなんだよなぁ。。。

働き盛りのお父さんが意識を失い、病院では防護服での
闘いが日常として続いている。

私の知人もこれとピッタリ重なり、一時重篤だったのでよくわかります。
奥さんがうろたえ、見るからに憔悴しきっている様子で
子供たちは無邪気に走り回っているなかで、どんな言葉をかけたらよいか。

こういうことが誰にでもいきなり起こりうる出来事にも関わらず、
でも自分や家族ではないという、要は自分事ではないという
無関心さがどこかにあるように思うのです。

だから、昼時になると
「メシ食いに行こうか」
と同僚を誘い、オリンピック見ながらマスクも忘れて話し込むこともあったり。。。

 

今、この国にはパラレルワールドのごとく
確かに2つの世界が存在しているようです。

どちらの世界に転ぶかはまるで確率問題のようで、
かろうじて「安心・安全」と思う側にいたとしても
明日はどうなるかわかりません。

私にとってこの記事から得た気づきは、

今、自分事でないと思っている辛い世界が
隣り合わせで日常に潜んでいて、いつでも
自分事の世界になりえるということの再認識でした。

そういう不安定さの中に生活しているという
自覚をもたらしてくれました。

 

どんなに億劫なことでも・・・

自覚したからなんだ?

ということですが、せっかくなので
少しだけネット上のビジネスに関わる人に向けて
思うことをつらつら書いてみます。

さきほどの自覚がもたらしたものは
一種の緊張感というものでした。

不安定な2つの世界のどちらに転ぶにせよ、
今できることはなんだろうか?と常に問うこと。

 

ネットでは簡単に稼げますよ、とどこかで聞き齧った初心者さんは
何かを始めてもすぐに挫折という繰り返しの道を歩む傾向にあります。

その前に何かを始めること自体が重圧になっているはずです。

最初の第一歩を踏み出すエネルギーは大変大きなものが要求されます。
さらに難しいのは、その先の行動の持続性です。

先の見通せない不安定で窮屈な時代にあって
やはり思うのは、今よりもましな方に変わっていくには
簡単に稼げそうなボタンを押すのではなく
とてもとても地道なことしかない、ということ。

結局、今がどんな状況にあろうと
今できることを考え、それを実行する
以外に何ができるでしょうか?

 

メルマガ読者様含めて、どうしたら稼げますか?
と繰り返し問い合わせをいただく中で
私が言えることは限られています。

どんなに億劫なことでも、どんなに小さな事柄であっても
今何ができるかを考えて、行動を積み重ねること。

結局はこれしかないように思うのですが、
あなたはどう思いますか?