メルマガモンスターズ

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メルマガ=文章を書く、というより思考を箇条書きに言語化することが先

2019年9月27日

かつて私が悩みまくりだったのと同じ
文章を書くことの難しさ、
言葉が出てこないことのもどかしさ、
こういったご相談をいただきました。
メルマガモンスターズの問合せフォームより)

身に染みて、震えるほどよくわかります。

私自身が小学生時代から社会人となり10年近く
文章を書くことを最も苦手としておりました。

作文は超苦手で国語がクラスでずっとビリでした、
と言っても信じてもらえないかもしれません。

20代にベンチャー企業を興したばかりのころには
投資家に向けて企画提案書を出したのですが
「文学的にはロマンが感じられるけどね・・・」
と皮肉を言われ一蹴されたほどでした。

こうなるともう、文章を書くことに
常時トラウマがつきまとう感じです。

こんな私が、今では複数の企業の
経営者や営業幹部に向けて
例えば「○○会社様向け △△提案書」を
いったいどう作ったらいいか?
どこをどう修正したら受け入れてくれそうか?

・・・なんぞを個々のケースに応じて
超具体的にアドバイスしております。
(ほぼ代行している感じです)

また、今ではメルマガ教材を堂々と
自信をもって出している自分に
正直、驚いているくらいです。

私は、提案書でも報告書でもメルマガでもブログでも
共通した"文章の書き方"のツボというものがあると考えています。

というか、その認識が作文苦手から
大転換のきっかけにもなっています。

ここではごく簡単に2つほど、
ポイントをお伝えしたいと思います。

人によってはお役に立つプチヒント
になるかもしれません。

では、行きますね!

 

【その1】必ず"箇条書き"に吐き出してみる。

頭の中にある考え、アイデア、妄想は
沸いては消え、混沌として脈絡が無いのが普通です。

ある報告によると、人は1日に数万回は
考え事をするとのことですが(・・・そんなにあるかなぁ)
文章を書くということは、頭の中にあるものを
テキストに落とすということになります。

例えば、メルマガについて勘違いしやすいのは
「長い文章を書かなくてはいけない」
という誤った強迫感を伴う信念ですね。

日記や小説のような、長々とした文章を
書こうとイメージするから苦しみます。

これは全く逆でして、少なくともネットを
使って何とかしたいと考えている人は
「箇条書き」の訓練をすることをお勧めします。

箇条書きは、不要な情報をそぎ落としていく
そういった頭の鍛錬にもなるのです。

 

ちょっとした日常的な用件メモを例にすると・・・

「佐藤さんにできるだけ早急に電話すること。
 9月の売上先と金額をまとめたものを
 送って欲しいという要望を受けたから。」

これだと長すぎます。

かといって極端に短くして
「早急に電話」
だけだと誰に何の用事で?という肝心な部分が抜けています。

人の記憶は本当に頼りないものであって
忙しい毎日を過ごしていると、こういった情報は
ほぼ間違いなくすっぽりと記憶から消し去っていきます。

ではこれではどうでしょうか。

「佐藤さんへ電話。Re:9月売上集計」

最初の長文にある同じ情報を
簡潔にまとめていることにお気づきでしょうか。

メモするときに箇条書きを心掛けていると
実は自分の脳の中を覗いているのと
同じではないかとお気づきになるかもしれません。

箇条書きにするためには、
言葉を探し選ばねばなりません。

頭の中にあるとりとめのない考えやアイデアを
短く「言語化」したアウトプット出すのと同じ。

そのちょっとしたプロセスが大切なのです。
このときばかりは頭を使う必要が出てきます。

提案書も、報告書も、ウェブページも、メルマガも
アウトプットされた箇条書きを連続的につなげたようなものだと
考えると、言葉に吐き出してみるのは楽になります。

このことに関連して、もうひとつの
ポイントをお話したいと思います。

 

【その2】意味は"文脈"にある。

2019/9/25のトップニュース
"「よくもそんなことを」 トゥンベリさん、怒りの国連演説"
気候問題も、グレタ・トゥンベリさんも一気に有名になりました。

この話ですが・・・
「よくもそんなことを」
という言葉からはけんか腰で、
そこに怒りが込められていることは誰でも理解できます。

ただ、これだけでは何のことかわかりません。

「よくもそんなことを」という
日本語そのものは理解できても
何がどうなっているのか、なぜ、どういう状況で
この言葉が発せられたのかわかりません。

ここで徒労に終わるのは
「よくもそんなことを」
そのものに意味を見出そうとすること。

「よくもそんなことを」
自体に意味を探そうとしても難しい・・・

では、どこに意味があるのか?

それは、前後の『文脈』にあるのです。

文脈こそが、言葉の意味を伝える
本当のキーワードであり、キーパーソンなのです。

私は、16歳のスウェーデンに住む女の子が
地球温暖化に対処しない大人社会に向けて
「よくもそんなことを」とその言葉を
聞いたときに真っ先に思い浮かべたのが・・・

なぜスウェーデン?

でした。
なんとなく不可解だったのです。

社会福祉などの概念が国民全体的に
日本よりはるかに先行し敏感であるとしても
それでも正直なところ違和感を感じえませんでした。

これが海面上昇によって
住むところさえ無くなっている地域の人であるなら
現状を訴えることに素直に受け止めることができたようにも思います。
(しかしこのこと自体、発想が固着していると反省しています。)

「アスペルガーは私の誇り」
・・・HUFFPOST(JAPAN)に載った記事に驚きました。

彼女はアスペルガー症候群であることを公表しており、
それが一つの才能であることをアピールしていました。

アスペルガーとは知的障害を伴わない自閉症のこと。

「アスペルガーは私の誇り」 グレタ・トゥーンベリさんが投げかける「障がい」の意味 | ハフポスト
「アスペルガーは私の誇り」 グレタ・トゥーンベリさんが投げかける「障がい」の意味 | ハフポスト

ニューヨークの国連本部で行った演説が大きな反響を呼んでいるグレタ・トゥーンベリさん。アスペルガー症候群であることを公表している彼女は、「アスペルガーであることは才能です」と話す。

続きを見る

 

この記事に掲載された彼女のこのようなメッセージ
(TEDでの講演から)で私はようやく理解できました。

私のようなアスペルガーの人間にとっては、
ほとんど全てのことが白黒どちらかなのです。

私たちは嘘をつくのがあまり上手ではありません

(中略)

私にとってこれ(地球温暖化)は白か黒かの問題です。
生き残りの問題となればグレーな部分はありません      

Greta Thunberg TEDより

 

スウェーデンがキーワードではなく
彼女自身が伝えているこのメッセージに
本当のキーワードが存在していました。

「よくもそんなことを」を理解するための
文脈がそこにあったのです。

さて先ほど箇条書きについてお話しましたが
文脈は、箇条書きを時間の流れや
置かれている環境、状況などを考慮して
「繋げていく」ことで生まれます。

ということで、まとめますと、

この記事のポイント

1.頭にあるものを「箇条書き」で言語化する。
2.箇条書きを繋げて「文脈」にすると意味が生じる。

 

冒頭に述べたようなお客様向けの
提案書を作るときも、原則は同じです。

もちろん提案書では、相手の困っていることを
ちゃんと解決するツボにはまる内容をわかりやすく
伝えることが肝要ですが、手順は同じです。

文章を書くのが苦手だと思う方は
是非、ちょっと意識して今日から
箇条書きにチャレンジしてはいかがでしょうか。

最初は苦痛かもしれません。
頭を強制的に働かせていますので
「楽する」とは一見真逆の方向に見えます。

でも人は必ず慣れるものです。

それは間違いなく、
「楽したい」自分に一歩近づいたことになりますよ。

 

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