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誰もが必要とする心の棲家│よしもとの会長が書いた「居場所。」から思う

大崎洋さんと言えば「吉本興業の会長」としてつとに有名な方ですが、
2025年の「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長になるとのことで
退任のニュースで騒がれていますね(本記事投稿時点の話です)。

その大崎さんの初の単著である「居場所。」という本を早速読んでみたところ、
ものすごく平易且つ自然に語っておられ、私にとってはダイレクトに心に刺さる言葉ばかり。

これはきっと素のままの全く飾らない大崎洋・・・
とそのように感じました。

同時に今に至るまでこれまでの社会人生活を振り返ってみると、
思い当たるところが大アリ・・・!

その思い当たるところが、あらためて誰にとっても大切なことかも・・・
と考え、つらつらと記事にしてみました。

居場所の意味とそれが無い現実を味わった人

大崎洋さんの本を読んで一番最初に思ったことは、今のポジションに関係なく
決して偉ぶっていないこと、上から目線ではない点です。

読みながら・・・まるで居酒屋で隣に座った親しい友人か先輩と一緒に
酒を飲みながら話をしている気分のようでした。

ダウンタウンが花を咲かせる前、彼らが会社にもお客さんにも認められず
舞台や楽屋にも居場所がなかったときのこと。

そして大崎さんご自身も会社で居場所がなかったときのことから始まります。
いわゆる完全な窓際族、落ちこぼれ社員とみなされていた時のことです。

本の帯に、松本人志「一気に八回読んだ」
とあるのもダウンタウンのことが中心なのでそれは当然かも・・・

とその分を差し引いて考えても、胸を打つものがあります。

その正体はなんだろうと考えると、まさにこの本のタイトルである
「居場所」とはなにかを明らかにし、それがひとりひとりにとって
いかに大切なものかを淡々と訴えている点にあるように感じました。

上司が部下に諭すのではなく、あくまで居酒屋で屈託なく、
しかししみじみと話しているおじさんの雰囲気で。

「居場所」とはなにか?

Amazonの本の紹介ページにあった画像を引用させていただきます。
これが一番わかりやすい(↓)

居場所とは?
Amazonのページから引用:https://amzn.to/3OrzoYI

このメッセージはとても響きました。

職場にいる誰もが「人に認められたい」と願います。
中には他人の意見や評価は相手にせず、という人もいるでしょうけど。

個人事業主でひとりで活動していても同じはずです。
少なくともお客さんから評価されないと続きませんよね?

ただ現実はそうではない、つまり誰にも認めてもらっていない、
少なくともそう思い込むことが多いものです。

このことについて、社会人生活を通じ過去のいろいろな出来事を思い出し、
「居場所」がどう影響しているか考えさせられました。

仕事を辞める理由は?

私はこれまで、零細、中小、大、超大といったそれぞれの規模の会社で働く機会に恵まれました。
ただ、ネットに副業から参入したのはこういった組織における不安定さ、
単なる駒のひとつに過ぎないことを感じたのがきっかけになります。

そこで見てきたもののひとつですが、
人が会社を辞める理由はなんだろう?

そうだなあ、もちろん会社であれば倒産など、または定年、
あるいは病気でやむを得ず・・・ということもありますが。。。

他にも給料が安くて生活できない、残業代も払わないブラック企業だとか
数え上げたらキリがないほです。

私が知る限り、誰もが仕方ないよねと頷く理由以外で
一番多いのは、

人間関係

じゃないかと常々感じています。

これにはパワハラ、セクハラ等の問題も含まれますが、
組織がどれだけ公正で適切な判断をするかはケースバイケースでもあり、
また当事者以外では確認しようも無いことが多く複雑な問題ともいえるので
ここでは除外します。

ここでいう人間関係というのは一般的に何らかの原因で、
職場において自分の「居場所」を見失う
ことで閉塞感に陥ってしまうという状況です。

つまり職場において自分のやるべきことがわからなくなった時、
わかっていてもできない時、頑張っても評価されない時、
・・・孤独感、無力感に苛まれてしまう状況。

こういった状況が長く続くと人は耐えられなくなり、
別の居場所を探し始めるのも無理はありません。

自分と他人の「居場所」を探す

大崎さんの「居場所。」は、まず何よりも
自分自身の「居場所」の見つけ方をさらりとわかりやすく
ご自身の体験がベースだと思いますが話してくれてます。

すごく力が抜けて心地よい気分になりますよ。
このことをすごく実感しました。

自分を大切に扱う、自分を大事に考えることを
諭してくれる書籍は多いですが、この本の良いところは
小学校5年生でもわかる言葉で横に並んで話してくれるような点です。

カリスマ性のある吉本興業の会長にして、ご自身の原点かもと思える
ダメダメ社員としての苦悩ぶりが素直に表現されているのが何とも言えません。

もうひとつ、この本でつくづく頷いたのは
大崎さんの仕事は「居場所を作ってあげる」ことだと話されていたところ。

私も会社生活の中で、辞めていった若い社員、入社したけどすぐやめた人、
ベテランで期待の中堅が去っていったことなど思い出しました。

私は彼らの「居場所」を見つけてあげることできなかった、
「居場所」が必要なのにそれを察することができずにいた。

そういった反省と後悔が一気に押し寄せてきました。

この記事をお読みになっている方が組織上で何らかの役職があるなら、
それは部下を抱えていることが多いと思います。

また役職があろうとなかろうと、職場では自分以外の誰かの協力を得ながら
チームで仕事をすることが普通であり、つまり仲間や関係者がいるはずです。

自分の居場所だけではなく、部下、仲間に居場所があるかどうかを
うま~く確認してみるだけで、今よりも良い人間関係が築けるきっかけになるかもしれません。

そのエッセンスが書かれています。

ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」~居場所。
ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」~居場所。

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